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虹がでたなら

説明がしづらい人のブログ。

やすののNY迷走録(10)

T:旅行

五日目 11月15日 (金) 秋のセントラルパーク

f:id:yasno:20150716202848j:plain 旅行の興奮からか、5時頃ふっと目が覚めたので、ダイニングのテーブルで日記を書いていた。6時頃になり、徐々に明るくなって来たなぁと思いながら、窓の外を見ると、綺麗な朝焼け。今日も良い天気になりそうだ。

 

 今日は、ゆいちゃんが待ちに待っていた、映画ハリーポッターと秘密の部屋』の初日。普段は寝起きが怖ろしく悪い彼女も、目覚まし以前に起きて、準備をしながら一緒にTVを見た。

f:id:yasno:20150716210551j:plain あちこちザッピングしていたけど、思わず手が止まったのはTVショッピング。さすが本場、わざとらしさにも年季が入ってる感じ。笑わせようとなんて絶対思ってないと思うけど、こみ上げる笑いが堪えられない。しかも、このパッケージの人は、うつみみどりさんそっくり。それも何だか笑いを誘った。

f:id:yasno:20150716211612j:plain テレビを見ながら、昨日の夜作ったスープを温めて食べた。ゆいちゃんは8時半からの回を観るので、靴の紐をぎゅっと締め直して、食べる暇もなく8時直前に走って出ていった。昨日映画館で食べようと言っていた、美味しいサンドウィッチは、ダニエルの魅力の前では完全無力だった。私は、気合いと気迫、希望と期待に溢れた後ろ姿を、「すごいなぁ」と思い、呆気にとられながら見送った。

 「映画館の中じゃ、使えないから」と言って、携帯を置いて行ったので、私が持ち歩くことになった。もしかしたら、ゆきおくんから例の骨に関する電話が掛かってくるかも知れないし……。

 


 

f:id:yasno:20150716212346j:plain 私の方は、セントラルパークCentral Park)へ。

  W. 72 St.から、そのまま入っていくと、すぐにイマジンの碑(Imagine Medallion)があった。これの素晴らしさがよく分からないのだが、一応写真を撮ってみた。碑の写真よりも、それを撮ってる人の方が面白い。地面にあるので、一緒に撮るという感じでもないらしく、只ひたすらシャッターを押してる感じ。

 来るまでよく分かっていなかったのだけど、セントラルパークって、バカでかい! 東京ドーム7.3個分もある(どうでもいい情報:苦笑)。地図を見たら、公園の真ん中に城があるのを知る。行って帰ってくるくらいの時間しかないのだが、ただ目的もなく歩いてると迷ってしまいそうなので、取り敢えず目指すことに。

f:id:yasno:20150716213232j:plain f:id:yasno:20150716213259j:plain f:id:yasno:20150716213309j:plain

 セントラルパークの紅葉は、秋に来て良かったと、心底思わせてくれるくらい綺麗だった。日本の整備され、並べられた雰囲気ではなく、何か、好き勝手生えてる感じが良い。勿論、掃除や整備はちゃんとされていて、あちこちで作業員が働いていた。

f:id:yasno:20150716213528j:plain 城を目指し、少し中へと入っていくと、急に人が全く居なくなった。別に平日昼間の公園だし、怖いことなんか無いんだろうけど。一回怖いと思ってしまうと、どんどんそんな気がしてくる。そんな風にビビッていると、"To Call POLICE"と書いてある非常電話が登場。

f:id:yasno:20150716213933j:plain「今何かあって、これで警察呼んだとしても、来てくれた時には遅いんだろうなー」と、余計なことを思わず考えてしまった。

 ドキドキしながらもひたすら前へ進むと、非常電話からほんの100mくらいのところに、警察の車が停まっていた。結構、ちゃんと見回ってるのかもな。しかし、凄く変な車。欽ちゃんの仮装大賞にでも出てきそうなペラペラ感。中にいた警官は、日にかざして、写真のネガを見ていた。なんか、ほのぼのしまくっていた。

 


 

f:id:yasno:20150716215338j:plain ちょこっと迷いつつ公園中央のベルヴェデール城(Belvedere Casyle)に到着。

 蔦の這う、石造りの小さなお城は、情緒たっぷり。ふと上を見ると、テラスにバーガーキングの紙の冠を被った、16~7歳の黒人の男の子が、役に入りきった感じで立ち、湖の方を見ている。「これって、この城のアトラクションなのかしら?」と思いつつ入ってみた。中はセントラルパークにいる動物や、植わっている植物についての研究録が並べてあって、プチ博物館みたいな感じ。

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 一通り見てから、“バーガーキングの王様”の居るテラスに出た。広がる風景の向こうにマンハッタン。ニューヨークだわー、とか浸っていたら湖の向こうから私たち(王様と私ね)に向かって、誰かが叫んでいる。聞くと、「写真に写るから、城の中に入ってくれ!」と。なんだ、この王様はここと関係ないのか。ちょっと、ガッカリ(笑)。 

f:id:yasno:20150716215116j:plain 男の子が外に行くと、他にも騎士や怪物のコスチュームを着た子が沢山いて、互いに着替えやメイクを手伝っていた。気になったので、博物館の受付の人に聞くと、彼らは高校生で、これから外でお芝居をやる予定だと言う。もの凄く見てみたかったんだけど、12時半にKonさんと約束してるので、引き返すことにした。

 


 

f:id:yasno:20150716220335j:plain 城からだと、アメリカ自然史博物館駅(81St.)の方が近そうなので、そこを目指して歩いたのだけど、道が立体になっている所でやっぱり迷ってしまった。とにかく、どの道もうねっていて真っ直ぐじゃない所が、初めて来た観光客にはとても難しいのだ。ちゃんとした地図も持ってないし(そこが一番の問題か)。

f:id:yasno:20150716220524j:plain 結果的に大回りすることになってしまったので、本当にギリギリになってしまった。小走りをしては、立ち止まって、リスを見たり、カーディナル(紅冠鳥)を見たり、散歩されてる犬を見たり……。やっぱ、止まってる時間の方が長かったかも。「雨で落ち葉の模様が地面に写ってて奇麗」とか撮ってるんだもんね。何度も書くけど、紅葉綺麗だしね~