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虹がでたなら

説明がしづらい人のブログ。

やすののNY迷走録(13)

六日目 11月16日 (土) 広すぎるー! メトロポリタン美術館

f:id:yasno:20150731204721j:plain 目覚めると、外は止みそうにないくらい、本格的な雨。ずっとこの日は雨の予報だったので、最初からメトロポリタン美術館(MET)に行く予定にしていた。

 朝食は、昨日の残りのスープに、一昨日ゆいちゃんが残したサンドイッチ。両方とも残り物だけど、なかなか立派な朝食に見える。

 METはとても広いと聞いていたので、腹ごしらえをしたらすぐに出発することにした。72st駅から地下鉄で最寄り駅の81st(American Musium ofNatural History)駅へ。

 

f:id:yasno:20150731204848j:plain カヤネズミ(たぶん)がめちゃめちゃ可愛かったので駅名のタイル絵の前で1枚撮った(この写真を自分の不注意で無くしてしまった……。ショック)。

 マンハッタンで走っている車は、殆どがタクシーなので、違法駐車はあまり無いのかな、と思っていたが、自然史博物館の周りはもの凄い駐車量。ずーっと見渡す限りの車は、間が5cmも開けずに停まっている。帰る時どうするんだろう? それから、86のバスに乗って、セントラルパークを横断して、METのすぐ側で降りた。

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f:id:yasno:20150731212050j:plain MET到着。とにかくすごいすごい人だった。バスや地下鉄を降りた人達の殆ど全て、そして何駐車場入って行く何台もの観光バスからも沢山の人が吸い込まれて行くようにMETに入っていった。

 やっぱ、観光スポットNo.1なんだろうね。あぁ、それから雨の土曜日というのも関係してそう。時間もないし、入る前に外観を撮るのを止めた。

 案の定、中に入ると至る所で列に並ばされることになった。バッグの中身をチェックする列に並び、クロークに並び、チケット売り場に並んで、や~っと入場。

f:id:yasno:20150731212137j:plain 中に入ると、思った程、人は居なかった。広いから、あちこち分散してるみたい。お昼に、カフェテリア前で待ち合わせることにして、各自好きなのを見ることにした。

 今回、アフリカの美術品をゆっくりと改めて見ることが出来た。とにかく、感覚の違いに驚いた。何というか、殆ど妖怪大集合の世界。自然に対する畏敬が込められているのが解る。面白かった。

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f:id:yasno:20150731213832j:plain ヨーロッパの装飾品のコーナーで、左の写真を撮ろうと、ガラスケースにくっついてカメラを構えたら、警備員らしき人に大声で注意されてしまった。英語で話しかけてきてるのは解るのだが、とてもとても丁寧な言葉遣いなので、細かい所が何を言ってるのか解らなかったので、「えーっと、とにかく、ガラスに触るなって事ですか?」と聞くと、「そうだ」と言う。他のコーナーでは、同じように撮っていても、全然怒られなかったのにどうしてかなぁ、ここのは高価な物ばかりだからなのかなぁ、と思っていたら、すぐ後ろで警報機のけたたましい音がした。振り返ると、男の人がガラスに触っていた。わはは。そう言うことですか。

f:id:yasno:20150731214015j:plain フィレンツェのアカデミア美術館でも見かけたが、大きくてラフな感じの美術館では、椅子を持ち込んでデッサンをしている人が結構居る。この人は、まあまあ上手かった感じがした(よく見せてくれなかったので分からないけど)。

 

 東京ドーム何個分だか分からないけど、とにかく広いので、1割位しか観ていないのに、約束のお昼の時間になってしまった。

 カフェテリア前に行くと、既に長蛇の列。ウエイターが「30分待ち」みたいなことを言っていたので、売店みたいな所で、サンドウィッチと飲み物を買って済ますことにした。「仕方なく売店で買いました!」という味だった(特にバンズ部分)。

f:id:yasno:20150731214723j:plain 1階を走りながら観たというゆいちゃんは、この後、買い物に行くという。凄いパワーだ。NYに来てから毎日、2万歩くらい歩いてると言っていたけど、また記録更新しそう。基礎体力無いのに……。絶対帰ったら倒れそうだ。

 さぁて、食事も終わって後半戦。更に1階の他のスペースへ。1時間程観ていると、ちょっとトイレに行きたくなってきた。マップを観ると、トイレの場所はそんなに沢山はない。早めに行った方が良いな、と思って一番近そうな所へ。この階段を上った所にあるはず。……と思ったら無い。迷って迷って、ウロウロウロウロ。しかも。2階は1階よりも、人口が3倍くらい居る(名画や現代美術などの、より一般ウケしそうな作品が多い)。人いきれもあり、なんだか焦った気分に。係員に何度も自分のいる場所を訪ね、ようやくトイレに辿り付いた時には、探し始めてから30分以上は経っていたと思う。ヤレヤレ。

f:id:yasno:20150731220244j:plain 明らかに、「授業で来ました」という小学生位の一行が、壁画をスケッチしていた。いいなぁ、こんな授業。すごい楽しそう。

 電話を持っていない私は、4時にゆいちゃんかユキちゃんに電話する約束をしていた。今夜、何時にフィリップス・クラブに行けばいいか、朝の時点ではまだ決まってなかったからだ。ここで今度は公衆電話探しの旅。案内員に聞いてるのに、スタッフオンリーの電話の場所とか教えられて、今度は、B1も含めてあちこちたっぷり歩かされた。そうして、ようやっと見つけた電話もホテルのと違っていたので、使い方が分からずかけられなかった!

 そうこうしている内に夜。あぁ、もう、とにかくフィリップス・クラブに行くか! ギフトショップに入る時間も無かった……。閉館時間まで、あと1時間ちょっとなのに、エントランスにはこれから入るために並ぶ人がいっぱいいた。こんなにこんなに広いのに!

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 フィリップス・クラブに行くと、集合時間は1時間後だった。一旦、ホテル・オルコットにカメラバッグを置きに戻ってから来ると、集合時間をちょっと過ぎてしまった。私達が到着してすぐ、ふたり(パパ&ママ)がちょっと慌てた感じで出かけることになり、なんとワオちゃんに気付かれてしまった。「一緒に行く~」と言って、ドアに向かって走り出そうとするワオちゃんを、はっしと掴まえると、当たり前だが火が点いた様に泣きだしてしまう。「行く行く、行きます。行くんです。車にのって、パパとママと一緒に行きます~」。妙に丁寧な口調での自己主張にちょっと笑ってしまった。

f:id:yasno:20150731221226j:plain 昨日、ヴィデオの使い方の説明を受けていたゆいちゃんが、ドーラちゃんのVTRを出そうと必死にリモコンをいじるが、なかなか出ない。「ゆいちゃ~ん、早く~。頑張ってぇ」と言いながら、色んなオモチャを出したり、抱っこしたり、あやしたりするが、全然効果無し。その内、ワオちゃんも観念したのか、暴れるのを止めて、涙をいっぱいに溜めた目で天井を見つめながら、「ワオちゃん泣かないで……。ワオちゃん泣かないで」と、健気に耐えていた。私も「ワオちゃん泣かないで。笑って~」と言いながら、頭を撫でていると、TVにドーラちゃんが! ……ふぅ。やっと笑ってくれた。とにかく、子供向け番組の威力は凄いな。その後は二人が帰ってくるまで、なんとか普通に過ごしてくれた。

 夕食は、ユキちゃんが甘口カレーを作って置いてくれたので、カレーライスにして食べた。温かい白米は久しぶりだ~。それに甘口カレーなんて、何年ぶりだろう。

 例の使命である、骨についての指令メールを、ゆいちゃんは昨日からずっと待っていたのが、フィリップス・クラブのホテルの部屋に居る間には、ゆきお君からの返事は来なかった。ゆいちゃんが、痺れを切らして、国際電話を携帯宛に何度もかけたが、それも全然通じなかった。買いに行くのは、明日しか日がないのに~。人の事ながら、私もちょっとドキドキしてしまった。

 部屋に帰って、実質の最終日である明日の予定を、1時間単位でしっかり立ててから寝た。本当に時間が無く、寝坊は絶対出来ないんだけど、毎日盛り沢山過ぎるので、疲れがかなり溜まっていて、ちょっと起きる自信がなかった。