虹がでたなら

説明がしづらい人のブログ。

望遠レンズで手ブレしない方法を訊かれて

明日が子供の運動会だと言う義弟に「望遠レンズでブレないようにするにはどうしたらいいか」と訊かれた。

 

「え? 『三脚を使う』とか、『脇を締める』とか? 普通過ぎ?」

「それは……やってるんですけど……」

「そうだよね。じゃぁ、『シャッターを押す時、下に押すんじゃなくて、引くように押す』とかは? つまり、カメラが上下左右に動くとブレなわけだけど、前後に動く場合は焦点距離の位置がずれることになるということで、ブレが目立たなくなる、って策だけど」

「出来るかな……。頑張ってみます。」

 

小一時間程経って、思い出したので妹にLINE。

 

「さっき、『脇を締める』って言ったけど、腕が心臓の上に乗るように締めちゃ駄目だからね。鼓動でぶれるから。」

 

更に思い出話だが、その昔、心臓の鼓動が大きくならないようにする裏技として“脇の下にフィルムケースを挟んで、血の流れを一瞬遮る”というのがあった。

今、メモリーカードだから、フィルムケースを持ってる人口なんて極端に少ないよね〜なんて昭和気分。

 

 

 

気になったので、「ズーム? 何ミリから何ミリ?」と訊いてみた。「わからんけど、遠くから割と近くまで撮るヤツ。」と返ってきた(苦笑)。まぁ、今売ってるレンズは大抵そうだろうね。

 

「リレーとか三脚なしだとブレるかなー?」

「その可能性は高いと思うけど……。ISO(感度)が変えられるなら1600くらいにして、シャッタースピード優先の500分の1秒とかで切ればいいんじゃない?」

「ちょ! 急に難しい話!」

 

この話、難しいのか……。そうか。妹なら勝手に解ると思ってたが違った。

今夜のこの会話が、明日の役に少しでも立てばいいけど。