専門用語は慣れた者だけのもの
今年度の社員旅行は、海外ということになっている。
私の席を挟み、委員会の人たちが海外旅行保険について、
あーでもないこーでもないと長々話していた。
聞いていて、だんだんまどろっこしくなってきたので、
「あのさー、私が損害保険と生命保険、自動車保険の資格持ってたの知らないっけ?」
と割り込んだら、「知らないよ! じゃぁ、任せます!」となった。
久しぶりに、旅行保険のサイトを軽く見たが、
確かに、こ〜まかいオプション表記が多くて、
素人には一見解りにくい。
昔は、何でもかんでも盛り込んで、手厚い保証で安心高価な保険が多かったけど、
簡素なWEB通販保険が増えて、「◯◯の中に××は含まれません」な内容を、
専門用語で案内して、「この微妙な表現の違いは?」なんてなる。
でも、結構みんな見ないんだよねー。
そんなに見ないなら、請求しないんじゃないの?
じゃー、入る必要ないじゃん?とか思ってしまう。
そういえば去年、両親の旅行保険勧誘手続きの補助をした際、
補償内容の説明を説明したが、2割も聞いてもらえなかった。
というか、保険代理店をしている叔父夫妻と海外旅行に行った時、
空港で叔父のスーツケースが壊れたので、
「携行品損害請求の手続きを」と言ったら、
「そういえばそうだった!」とか言われた(苦笑)。
確かに請求に必要な書類を書くのは面倒な部分もあるけど、
それ以上に、どれが“保険を受けられる状況であるか”が分かりづらいかもね。
例えば、帰国後72(もしくは48)時間以内の
発熱などによる通院は海外保険の保証対象内だとか……。
まぁ、何もないのが1番なんですが!
今日は、久しぶりにイタリア語を長々と聞いていたのだけど、
この妙に落ち着いて、心地良いと感じる感覚なんだ?と思ってしまった。
やはり、あの独得のリズムと音階がいいんだろうな。
明日は、昼休憩でイタリアオペラのアリア集でも職場でかけようかな。