虹がでたなら

説明がしづらい人のブログ。

やすののNY迷走録(14)

 11/11から始まったこのNY旅行も残すところ2日となった。

 

 この日記は2002年の年末にniftyのホームページに置いていたものを、サーヴィス改変で無理矢理2005年4月に引越させられる羽目になった後、色々あって2015年7月末、ここはてなに引越し作業をしている。

 7月30日でデータが消えてしまうことが解っていたのに、忙しなくてしていたため、この後の日記が消失してしまうことになってしまった。サブタイトルは、「1/17 Sun 焼き肉、Macy's、『キャバレー』」そして、「11/18 Mon シャトルバスで空港へ、楽しかったなぁ」である。

 

 探せば何処か引越しの段ボール奥底に画像があったと思うけど、今すぐ見つからない。記憶を頼りに書くと、17日の焼肉は、ユキちゃん家族とエリートDJのMさんと、庶民的で賑やかな焼肉屋に行った気がする。そして、その店は本『新ニューヨークネイバーズ』にも載ったところだった気がする。

 食後、アメリカ自然史博物館方面に頭蓋骨を買いに行ったゆいちゃんと別れ、私は街を散策。急に降り出した雨の中、Macy'sに入ることになった気がする。私はそこで、Macy'sのロゴの入った黒いエナメルのバックを買った。

 Macy'sの近くだったか忘れたが、13日にも寄った66 st.のスターバックスに寄った。混んでるだろうと思ってたけど、この日も猛烈に混んでいた。心構えがあるからゆったりとした気持で待っていたら、隣に立ったブロンドショートヘアの女の子が話しかけてきた。

 

「ねぇ。あなたはここに来てどのくらい?」
「あー、だいたい1週間です」
「1週間?! 1週間もここに並んでるっていうの? ハハハ! あなた面白いこと言うわね〜」

 

 アジア人であってもNYでは旅行者だと思われない。しかもひとりでスタバに並んでるとか余計に地元の人に見えるんだなぁ。

 

 部屋に戻ると、任務をやりとげたゆいちゃんがベッドで爆睡していた。増えた荷物をスーツケースに詰め直したりしながら、ゆいちゃんが起きるのを待った。

 いい加減に起きないとミュージカルに遅刻する。ブロードウェイは遅刻したら入れないと聞いていたので、すごい剣幕で怒りながら起こすことになった。そして駅から劇場までマジで走ることになってしまった。後にゆいちゃんは「大人になってから一番速いスピードで走った」みたいな事を言っていた気がする。

 

 ミュージカル『キャバレー』は、前半はアクロバティックにショウアップされた魅惑の煌びやかなステージで見入ったが(しかし、あのパイナップル推しは何だったんだろう?)、後半に戦争が激しくなりどんどん暗く、長い台詞が続いていくようになると、疲れもあってなんども睡魔に襲われた。

 

 

 18日、最終日の朝。またチェックアウトにユキちゃんたちが来てくれて、今度は空港までタクシーではなくシャトルバスの乗り方を教えてくれた。乗り方が解れば、タクシーよりも便利で安くて快適だったような……。

 

 空港ではまた検査の人にスーツケースを開けられて閉まらなくなったり、私のクリスマスオーナメントとゆいちゃんの頭蓋骨を見た空港職員に爆笑されたり。

 飛行機の中の食事は行きと殆ど変わらず。そして、帰りは殆ど眠っていたと思う。たぶん。

 

 あれからもう10年以上経つんだなぁ。また、NY行けたらいいな。