しかし私は元気です
落ち込んでいる時はいつも、私のことを一方的に好きで、甘やかせてくれる男友達に会うことにしていたが、今思うと、それは元気がある証拠なんだと思う。
会社の女の子に「デート中に仕事しても怒らない男性って本当に優しいと思う」と言われ苦笑。
そういや、もう何年も仕事の合間にデートしていると言えなくもない感じである。
とはいえ、いつまでも8時から24時まで会社にいるのは嫌だし、今はこの方法しかないよなぁ。
ちらっと見ると向こうも時々仕事してる感じだし。
平日遅く帰宅。にゃんずは、「遊び相手がきたぞ!」と大騒ぎ。
それぞれに好きな遊びに誘ってくるけど、申し訳ないが、最初に何か暖かいものを食べさせてもらっている。
その間、2にゃんで勝手に遊んでいたりするのを見ると、いやはや、本当に多頭飼いにしてよかったなと思う。
妙にセクシーな琥珀。本当に毛ぶきがよくなったなぁ。
誰が見ても、立派なノルだと思う。
相変わらず小さくて身軽なルチル。カーテンボックスの上に一気に登って、私を眺めながら毛づくろい。
本当に可愛い。
何年も一人だけで暮らしていたのに、今はその頃のことをぼんやりとしか思い出せない。
部屋の中で、何か動物が、呼吸をしているのを感じたい。そんな事をよく考えていたような気がする。
その望みが叶った生活が今出来ることが本当に幸せ。
そして、この幸せを胸に、突然全てが終わってしまったら最高なのに。
常に戦争の中にいるみたいだ。実際の戦争を体験したことがないけど、ずっとずっと心の中は常に暴風が吹き荒れて、爆音が鳴り響いている。
安息というものに縁がない。そんなことに憧れて、真似事をした事もあったけど、ただ人に迷惑を掛けただけで終わった。
しかし、そもそも人に迷惑を掛けず生きるなんて出来るのか?と、ふと。生きていたら、大なり小なり人に迷惑を掛けながら暮らすものだろう。
妹に、「私が死んだら、葬式はせず、骨は散骨にして欲しい。」と言ったら、「自分らしい方法を考えるのは大切なことだね」と返ってきた。
言えてる!