虹がでたなら

説明がしづらい人のブログ。

やすののNY迷走録(12)

五日目 11月15日 (金) トイザらス、ベビーシッター

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 夜のベビーシッターの約束まで、まだ2時間くらいあったので、ゆいちゃんの買い物リベンジの為、Times Sqのトイザらスへ行くことにした。朝、買い物が出来なかった上に、とんでもない目に遭ったりしたんだもの。それに、「アメリカではハリーポッターが本当にウケてないのか?」という噂が本当なのか知りたくもあったし。

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 NYは何処もネオンは凄いのだが、ここが一番凄いんじゃないかなぁ。丸いビルにTV画面があるのに、ちょっと感動した。沢山の観光客が写真を撮っていたので、私達も人に頼んで撮って貰うことにした。左下の写真の、右奥が目的地トイザらス。日本じゃ、ちょっと寂しい所にドデーンとあるというイメージなので、こんな都会にあるのがちょっと不思議だったりした。

 Times Sqのトイザらスといえば、地下から3階までブチ抜きである、室内観覧車が名物。驚いたのが、子供用の室内車をそのまま大きくしたような所に、シートベルトも無しに乗る様になっていること。保護者が付いてるとはいえ、ちょっと危ないんじゃないの? この緩い規制がアメリカなんだろうか? 誰か落ちたり怪我したりして、裁判が起きたりしないのかなぁ。裁判大国なのに。まぁ、そんな野暮なことは置いておいて、乗ってる人達はみんな満面の笑みで楽しそう。ゆいちゃんが、「乗ろうか?」と言うので、ちょっと考えたが、やっぱり恥ずかしいので止めた。

 

 そして探す時間が勿体ないので、店員にハリーポッター・グッズコーナーの場所を聞いて直行!

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 行ってビックリ。ウケて無いなんて噂は、何処から出たの?と言うくらいの品揃え&広さである。ゆいちゃんの瞳が輝きまくったのは言うまでもない。

 「あぁーっ! 全部欲しいっ! でも買えない、持ちきれない!」と言いながら、もの凄い勢いで写真撮りまくり(苦笑)。この旅行で何度目か分からないが、スイッチON状態である。見ていて本当に面白い。

 ここのトイザらスの施設で面白いと思ったのは、インタラクティヴのアニメーションが床に投影されていて、子供達が触れて遊ぶことが出来る様になっている所。今、丸ビルにも壁に同じ様なコーナーがあるが、アレの床ヴァージョン。色遣いが、本当に鮮やかで楽しい。アメリカン・ポップの真骨頂。赤ちゃんが、じゃれる子犬の様に遊んでいて、スゴク可愛いかった。

 

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 ゆいちゃんも私もいくつかオモチャを購入し、友人のホットウィール(ミニカー)コレクターBちゃんの為に、地下のコーナーへ写真を撮りに行く。凄い充実ぶりで、かなり驚いた。確かにミニカーなんだけど、展示はその領域を完璧に越えている。いやぁ。自分の中にコレクションの血が、ちょっとしか流れてなくて良かった。こんなのに取り憑かれたら大変である。

 トイザらスには、大体1時間くらい居て、その間ずっとKonさんに付き合ってもらってしまっていた。辛かったのじゃないかと、ちょっと申し訳ない気持ちもあったのだけど、居てくれるだけで安心感があるので、「辛かったら帰って下さって良いですよ」と言う言葉は言わないで過ごした。本当に有難かったです。

 


 

 18時、フィリップス・クラブへ。今夜と明日の夜、ワオちゃんのベビーシッターをする約束をしているのだ。ユキちゃん夫妻が出かける前に、夕食の買い出し。ホテルの隣にある、紀伊国屋インターナショナルをもっと高級にした様な感じの店で、ユキちゃんが色々買ってくれた。

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 親無しで、赤ちゃんと過ごすのは初めてだったので、かなり緊張していたけど、コバヤシさんがヴィデオを準備してから、ふたりともこっそり出かけてくれたので、3人で楽しく「アンパンマン」や「ドーラ・ザ・エクスプローラー」を見ながら過ごした。ドーラちゃんは、英語の中にスペイン語が混じっているので、ふと「ワオちゃんは分かって見てるんだろうか?」と思い、途中同時通訳してみた。暫くして、「元々、英語もちゃんと理解してたんだろうか? 子供番組を訳す必要なんて無いのでは? っつーか、私ウルサイ?」と思い止めた。しかし、ドーラちゃんは可愛いんだろうか。ちょっと微妙なキャラクターだ。

 夕食として用意して置いてくれた、瓶詰めのパスタ用トマトソースでスパゲッティを作り、それに総菜のスープとサラダを交代で食べた(このトマトソースが本当に美味しかったんだけど、写真を撮るのを忘れた。ちょっと慌てて食べたし)。

 22時頃、ユキちゃんから「40分くらいで帰る」という電話が入ると、急に二人とも安心してしまったのか、もの凄い睡魔に襲われてしまった。目を擦りながら、かなり頑張ったが、ある瞬間ほぼ同時にポケットに落ちてしまった。途端にワオちゃんに、「あれ? パパとママは?」と気付かれてしまい、ぐずり出したが、1分もしないで二人が帰ってきてくれた。本当に助かったー。

 時間も遅いので(と言っても、22時半。日本なら全然遅いだなんて思ってもみない時間だけど)、スーパーThe Food Emporiumに寄り、飲み物を買って帰った。