虹がでたなら

説明がしづらい人のブログ。

投薬はきっといいんだろう

昨日は朝から猛烈に具合が悪く、夕方には距離感がなくなるくらい目眩が酷かった。
週末が楽しかったからだ。

楽しい時間を過ごすと、程なく心身が重くなって立っているのが大変になる。
ここのところ1年くらいはだいぶ調子が良い気がしていたけど、ふいに悪くなるから、PTSDというのは全く性質が悪いなぁと思う。

まぁ、一生治らないと思って付き合っているから全くショックは受けていないけれど、悪くなる度に「残念だなぁ」とは小さく思う。

目眩がきているのに無理をしてぶっ倒れてしまうと、3日くらい鉛の着物を着せられているみたいな全身倦怠に襲われてしまうので、昨夜は早々に布団に入ることにした。

気絶するように12時間くらい眠って起きると、寝すぎで腰が痛い。
そして耳が澄んだような瑞々しい感覚。今日は音楽を聴くのが楽しくなりそう。

 

iTunesシャッフルで掛かった曲は、KIYOSHI SUGO 「Awaking feat. I HATE THIS PLACE」。
どんなきっかけでダウンロードしたのか思い出せないけど、とても今日の気分に合う。

「規則正しい打ち込みのサウンドって、なんだか自分の細胞を整えてくれるような気がしない? 断片化の解消って、きっとこんな事がPCの中で行われているんじゃないかって思うの。」

と某に同意を求めたが、全然共感が得られなかった。

「じゃぁ、バッハの平均律クラヴィーアは?」と訊いても答えはNO。
私だけじゃないと思うんだけど……。

 

心の調子が悪い時に、私はこれまで睡眠導入剤以外の薬を飲んだことがなかったけど、周囲を見ていると、やはり薬を飲む人が大半のようだ。

私の担当カウンセラーは、「あなたが薬が必要だと思ったら処方しましょう」という考えの人だったので、「私の何となく厭」を尊重してくれていた。
頻繁に具合が悪くなっていた頃は、みんなに「薬を飲め」とヤイヤイ言われていたけれど、年に数回具合が悪くなる程度まで回復した今は、人から薦められることもなくなった。

そんな私も、同じような症状の友人に対して、「カウンセリングに行ったらいいよ。楽になるよ。」なんて薦めている。
あれは劇的に効果を感じたからなぁ。高いけど。

いやはやしかし、今回の発作の山は大きかった。ちょっと薬を飲むことを考えてしまったなぁ。