「どんな風に幸せなの？」と訊かれて

「TVに出てたの見たよ」って、例の裁判沙汰でワイドショーにチラ写りしていた頃もよく言われた言葉だったけど、今回は違う。いい話だもの。いいよねぇ。

で、私のところに届くコメントで一番多かったのが「似てる！」よ（苦笑）。

あのー、私と弟の顔が似てるとか、DNAの不思議とか、そういうのを見る番組ではないので！

まぁ、みんなが言う程は似てないと思ってるんだけど！

その影響でふんわり忙しいところに、元々入っていた予定と2〜3日の間にぶち込まれた予定の３種の渦が渦巻き、今日の午前中は8時から30分ごとに締切が訪れていたところへ来客が……。

いい嘘の所為で、私のデスクにへばりつき、笑顔で「どんな風に幸せなの？」と訊いてくる70女がひとり。

締切の竜巻を小脇に、何重もの嘘をつく余裕もなく、不自然な会話で追い出してしまったわ。
私も女なら、人を喜ばす嘘のひとつやふたつつけねばいけないのでしょうけど。

とはいえ、“どんな風に幸せ”とは？
こんなに恵まれている私でも、改めて幸せについて語るとなれば難しい……。

目を閉じて、にゃんずと触れ合う自分を想像すれば容易い事だったか。

否、無理があるか。

何か、いい台本を考えておこう。
幸せを証明する言葉で、みんなを幸せにしよう。

そもそも何を言っても嘘だ。

あー、しかし、今週末も仕事が片付かん。
まぁ、ここ20年間、年末は毎年そんなもんか。