骨髄バンク経由で末梢血幹細胞を提供し、回復するまで[本編2]
いよいよ初めての入院!
午前中は出社し仕事して、お昼ごはんを食べてから、母と病院へ向かった。
いくつかの体験談を読むと、「元気だから暇。本を沢山持っていったのに全部読んでしまったので家族に追加で持ってきてもらった」なんて書いている人もいらしたので、ハードカバー2冊と文庫本6冊、久々に英語版のスヌーピーでも読むかーと5冊、後はパジャマを2つとTシャツと下着を4枚ずつ、それから洗面道具とタオル類をスーツケースに入れてきた。
業務時間中だったし、「部屋はここです」って案内したら母には帰ってもらった。やはり、まだまだ心配の様子。
いちおう、仕事は引継ぎしてきたけど、個室なので電話も部屋で掛けていいし、勿論、PCの持込みもOK。さて、早速暇である。
病室に入ったのが14時頃、15時頃に血液検査、検温や血圧を測り、16時頃先生がゾロゾロやってくる回診。口々にお礼を言われて、あ、そうだボランティアに来ていたんだと気付く(それまでちょっとした旅行気分だった)。
18時頃、コーディネーターさん到着。入院当日アンケートを取るなど。
夕食は19時だったかなー? 想像してたより沢山出てお腹いっぱい。でも翌朝食べないからその分も加味されてたのかも。
マグカップを持参し忘れたので、配膳の湯のみを借りた。とにかく私は常に水分取りまくるので、この小さい湯のみでは不便で仕方なかったなぁ。今度入院することがあったら大きなマグカップを忘れずに持とうと思うよ。
普段24時過ぎまで起きてるので、個室だし、消灯時間も気にせず、本を読んでから眠った。
翌日、手術当日。
低血圧だけど、寝起きは結構いいので、早速手術中に着る服がを着てみた。
頭ボサボサだったのでボカした(笑)。
エコノミー症候群予防の為に、医療用の圧力靴下を履く。つま先が開いてるのは、たぶん爪の色を見る為かな?
6時半頃、検温と血圧測定される。「この後から水を飲まないでくださいね」と言われ、ハッとする。
確かに、飲水禁止6時半からって書いてある! えー、ずっと飲んでないしいいだろうと思って、コップ一杯だけお水を飲んだよ。
手術は9時からだったような……。で、迎えの人が8時半に来るとか言われたような……。