映画『藁の盾』
年末、映画好きと評判の職場の男の子に、
「2013年観た映画で良かった3本って何?」と聞いてみた。
「一位は2回映画館で観た『パシフィック・リム』、
二位は 『ゼロ・グラビティ』、
三位は邦画で『藁の盾』です。
お正月に是非。」
で、某に「『パシフィック・リム』観ようよ」と言ったら、既視と言う。
私の中で、悪役の清丸役の藤原竜也君と言えば、
ビッグアート(現PANTOGRAPH | パンタグラフ)に来て、
写真集撮ったりしたこともあり(確かこれ)、
勝手に親近感がある俳優。
と言うことで、『藁の盾』観てみた。
(Apple TVで2003年作品として表示されてたので、違う映画かと思ったが。)
やっぱり、藤原君は適役だな!とは思ったものの ……、
うーん。モヤモヤする。
や、別にスッキリした結末を期待してた訳ではないけど、
後半、尻すぼみ感(腐った警察上層部も狂うなら徹底的に狂えよ!とか)。
色々出して全部オチなしかよ感(主要キャストの人生の描き方が中途半端かな)。
私の経験不足でしょうが、誰にも共感出来ないし。
映画館で観たら違うのかなー。
モヤモヤを何とかしようと、口コミを漁る。
「ダラダラ気味だった原作よりいい」などの意見を読んで、
切られた部分を想像で補填したら少しスッキリしてきた。
途中、いい味出してるタクシードライヴァー役で、余貴美子さんが出た。
そうだ!
私、(黒田勇樹君に「似てますね」と言われたから)余貴美子さんを目指すんだった!
気持ち新たにするためにも、
2014年正月に鑑賞するのに相応しい映画だったのかもしれないな。