続・偽物対策的な何かについて考える
あの後も偽物のことはずっと気になっていたのだけれど、
忙しさにかまけて手付かずになっていた。
そんなある日、
『これから伺ってもいいですか? そちらで直接購入したいんですが』
と、一本の電話が入る。
約束の時間少し前にやって来た青年を、商品展示スペースに案内すると、
しばらくの間、神妙な面持ちで、ひとつずつ確認していた。
「あの、パッケージはこれ一種類ですか?」
「基本的にはそうです。色違いもありましたが、今は販売していません。」
「Made in JAPANですか?」
「はい、そうです。」
そんな会話の後、青年はポケットから自分のスマホを出して私に見せた。
「Amazonで買ったら、英語パッケージの、こんなのが届いたんです。」
そこには、似せる気なんて最初からないとしか思えないくらい、
全く別のシロモノが写っていた。
「届いたものが、TVで観たのとあまりに印象が違っていたので、確かめたいと思って来たんです。」
正規品を購入し、青年は満足そうに帰って行ったが、
私の心は全く晴れなかった。
すぐにAmazonに問合せをしたが、
「マーケットプレイス保証という制度があり、Amazon.co.jpに連絡いただければ対応させていただくことも可能でございます。」
と言われただけだった。
私は、実際に購入して被害に遭った訳ではなく、
単に“そんな噂を聞いた人”として扱われた。
まぁ、そりゃそうだな。実際その通りだし。
この件に関しては、これ以上のことが思いつかないや。
調べてみると、「偽物」なんていうタグをつけられている賞品がこんなにある。
それからこんなブログ記事があった。
偽物を販売してしまった場合のamazonの対応が垣間見れる。
山盛りになっている私の仕事の一部を引継いでくれる人が決まり、
今日から少しずつ引継ぎが始まった。
さわりのさわりを説明しただけで、
「これは時間が掛かりそうですね」と言われてしまったが、
嫌がっている感じは全くしなかったので安心した。
週一くらいジムに通える時間が持てる日が来るんじゃないか?
という淡い期待。