人間関係のほとんどは言葉で破壊され、そして劇的に構築されもする
疲れていた。
精神をコントロールすることが出来ず、仕事の効率が落ちて、余計な時間を作る羽目になっていた。
楽しみにしていた海水浴に行かなかった。
少し元気になりたいと思って、昔はよく行った店に足を運んだのだが……、酷い目に遭った。
それで更に具合が悪くなって、ひたすらションボリしていたのだけど、久しぶりにＪ・スージー氏に愚痴を聞いてもらえて、助けてもらった。
スージー氏は、いつでも一点を見つめ、すごいスピードを保ちながら、感覚だけを頼りに時間や空間を泳いでいるように見えるけれど、こと言葉と彼との関係は、基本に忠実で、真摯な態度を崩すことがしていないと、私は思う。
まぁつまり、抽象的な言い方になるけれど、私が悲しんでいたのは、言葉の中に心を入れず、ないがしろにされたことだったように思う。
そんな中、某氏と言葉を賭ける遊びを始めた。
某氏は「言葉を賭けるなんて、安いな」と言ったけど、それが十分に賭けの対象になる人もいる。
言葉は、とてもとても大きな力を持っている。
人間関係のほとんどは言葉で破壊される。
出掛ける気分ではなかったけど、母と花火を観に行く約束をしていたので実家に帰った。
いつの間にか夏だなぁ。
「ひきつづき、規格外の人生を美しく生きてください」と言われ、（規格外って？）と思いつつ、2009年11月に私が書いた「だから、心を磨くしかない」と言うタイトルのブログのことを思い出した。
VOICE ROOMへ、ロイシェフの料理を食べに行った日。
あの日から今日はこんなにも遠いけれど、今夜はまるで隣にあるようだ。
