『タンドール料理専門店 カイバル』@銀座
3年ぶりに スージー氏に会った。
氏と言えば、
「●●大好き男に『どの●●が好き?』と訊ねられたとき、女はどう答えたらいいの?」の生みの親。
『グルガオン』で他愛のない話をするのが面白いのではと思ったのだけど、
せっかくYasnoさんとインド料理を食べるのだもの、
chic でエレガントな空間で、 すばらしいインド料理をふるまう、
銀座1丁目、昭和通り沿いにある、
(系列店の)カイバルこそが、ふさわしい。
と。
そこで少しピリリとなる。
期待に応えることが出来るヴィジュアルに自分を仕立てることが出来るだろうか。
むむむむ。
大雪の翌々日。晴れた銀座をレインブーツで闊歩し、
『インドタンドール料理専門店:カイバル』へ。
スージー氏は、
「ほう。そうなりましたか。」
数年ぶりに会う男友達に、最近よく言われる台詞を吐く。
「ははは、言いたいことは解ります。」
「いい乗り越え方出来たって感じですよ。日本人には少ない風に。」
これは完全に我儘な意見だけど、
元気のないとき、女は“絶妙なさじ加減で”褒められたい。
や、男もかな。
最上級の褒め言葉で元気をもらった。
アルゼンチン産の赤ワインをいただきながら、プリフィクスで以下。
料理の細かい解説は、スージー氏の食べログ記事へ。
玉ねぎとトマトの甘みがたまらない。お代わりしたくなる、ナスのイマーム
香ばしさと引き出された甘さが交差する、パニールと野菜のタンドーリ・サラダ
臭みなくほんわか優しい味わいの、レバーとハツのグリル、マディラ酒風味
高いテクニックを感じさせる。
手の平サイズで一見少量に見えて、かなりボリューミーなラム・ビリヤニ ライタ付き
「僕はただ、東京の優れたインド料理屋に、
もっともっと沢山の美女に訪れて欲しいと思ってるんですよ。
そのために書いているんです。」
雪の残る銀座。休日のカイバル。
14時を回ると、人もまばら。
ゴシック調に丸い天井は、女性たちの高らかな笑い声を優しく反射する。
楽しい昼下がりだった。
間のエピソードは、後日、テキトーに織り交ぜつつ書きます。
お風呂の中で書いてたけど、もう眠いや。