バースデーライヴはファミリー的な愛に満ちている
土曜、仕事での繋がりのあるT社社長上村正樹さんのやっているバンド、HELICOPTERのライヴを観に汐留BLUE MOODへ。
サブタイトル「Masaki's 50th Birthday! THIS IS POP!」で2部構成でたっぷり演る指向。
1stはほとんど新曲。夏に会った時、「歌詞を書くのが大変なんですよー」と言いながら、めっちゃ書いてるじゃん!と思ってしまった。
何処か遠くの国の音楽の上に、上村さんの日常が乗るのを聞いていると、何故だかシャドーボックスの世界を覗いている様な気分になった。
「Chain of Life」は2年前に亡くなった父親と、それを見送った母親を描いた楽曲で、交差する《Bye-bye》と《Hello》が頭の上を回って行く感じがした。
私はというと、2年前にいつか赦せるんじゃないだろうかと思った父親を、まだ気絶しそうなほど全く赦せないでいるのである(苦笑)。
この調子でいくと、私はその時、曲を作るんだろうなぁ。そんなことをぼんやり考えていた。
2ndは、4人のゲストを招いての演奏。
何曲か撮ってみた。撮ったデータは上村さん宛に送ったのだけど、ライヴ中に「撮った動画を誰かが上げたらナントカ」的なことを言っていたのでいくつか上げてみる。
caoruさんの「ジェネレーションズ」。何故だか妙に肌に馴染む感じがする歌。
That's エンターテナーな山田晃士さんを迎えた「Tin Roof」。仲の良さがにじんでる。
艶やかなソプラノ大島俊一さんは、1stの最後からチョイチョイ入ってた。下の動画は「Wonderful World」。ヴァイオリンとサックスのハモが気持ちいい。
仲間同士のいい空気が流れていて、とても気分がよくなった。素敵なステージだったなぁ。
本当は、サプライズバースデーケーキ登場のシーンが入ってる動画を上げたかったんだけど、その時の私が、客席をぐるっと撮ったので止めておいた。
ケーキの花火がなかなか消えなくて面白かったのにな。
しかし、私の席からはパーカッションの若森さちこさんが全然撮れなかった〜とか、頭ギリギリに撮る癖を毎回気をつけられてないし、駄目だな。