覚醒する細胞 - 鎌倉マサラブラック×バラッツ for Nepal
帰宅すると「遊べ!」と待ち構えていたにゃんずと、(関税の高過ぎ、あと色々要注意国)イギリスからのちょっと急ぎ案件が来ていて、更新が遅くなってしまいましたが、カレー細胞のropefishさん初企画食事会@鎌倉アナン邸に参加してきたよ!
私は熱心な食レポ師ではないので、ある時期から、こういった誰もが参加体験できる場所ではない場合や、メニューに無い裏メニューばかりが出てくる会については書くのを控えてきてたのだけど、今回は募集がFacebookやRettyで行われたこと(半日で50名が埋まったけど)、ベンガルサトウ氏に「この会は間違いない。レポートしてください。」と言われたので、ちょっと書いてみます。
会場であるアナン邸とは、アナンの二代目バラッツさんのご実家。最寄り駅は江ノ電の極楽寺。
江ノ電の情緒がいいけど、紫陽花季節だから混み過ぎ殺気立ってて、心が折れそうになったわ〜。
電車を降りれば平和。古いポストとカールベンチがいいなぁ。
前日の雨は無事あがったけど、湿気がすごい。
11時半から受付開始。会費3500円(ネパールへの寄付を含む)を支払い、本日の趣旨&メニュー、そしてカレー引換券とチャイ引換券を受取る。
このメニューが素敵で胸躍るよね。ちなみに私は11時50分着28番目。
こちら↑が母屋。ちょっと母の実家の離れ(築43年)に似てて和む。
こちら↑が離れ。完全に中が解放されていて、みんな自分の家みたいに畳でゴロゴロしてた。
そしてその間に立派な竃。湿気て火を起こすのが大変だったそう。
12時から食事開始予定だったけど、順調に遅れた。
主催のropeさん以外知ってる人のいなかったけど、マニアの多い参加者の方々からお薦め店やレストラン業界裏話などを聞いたり、勿論普通の雑談をしたりして楽しくワイワイ。
何人かに「伝説のベンガルサトウ氏の食事会ってどんななんですか?」と訊かれた。
そう。忘れてたけど、久々に知らない人(カレーマニア)の多い食事会に参加するといつもこの質問を投げかけられるのだ。
伝説の……、確かに伝説と呼ばれて仕方ない状況かも。
予定よりきっかり1時間遅れの13時、料理が完成し、わらわらと集まる参加者たち。
立派なお釜に入ったバスマティライス。
参加者は業界有名人やマニアばかりかと思っていたけど、「この米って炊いてないんですか?」なんて発言をしてるもいた。
具は写ってってないけど、お釜の向こうの寸胴はシラスのラッサム。
そしてその奥に並んでいたのは、水曜カレーさん作の品々。左下から時計回りに、ピックル、キャロットラペ、ムラコアチャール。
ちなみに今回のミールスの中でNo.1は上のピックル。鎌倉食材がテーマだったので、和野菜(シソとか)も入っていて、油だけどサッパリなのに深くて、素晴らしい融合だった。
水曜に神宮前に行くしかない。
(追記:ランチしかやってないのか!)
そして、別のテーブルに移動して、マサラブラック氏から直々にイカ30杯入り濃厚カレーをサーブしてもらったよ。
そして竃前へ移動。豆のカレー(手前)と鎌倉茄子のサンバルをいただき、
ミールストレーの完成。マジヤバイ味。お代わりしたので、胃がはち切れるかと思った。
離れの中でいただいたのだけど、風が気持ちよかった〜。最高。
たっぷり食休みしてバラッツさんのチャイで締め。完璧。
本当に本当に美味しかった。
全身幸せな気分に包まれて、こんなに美しくて美味しいものだけで自分の身体が出来てたら最高なのにと思った。
改めて、主催のRopeさん、料理を作ってくださったブラックさん、バラッツさん、高木さん、スタッフの皆さん、アナン邸の方々、この素敵な企画に賛同し、和気あいあいと楽しい会にしてくれた参加者の皆さんに感謝した。
夕食を食べるのを止め、会で話題になっていた岩下の新生姜とウズラの卵、遅ればせながら自分の誕生日を祝うためだけのケーキを買って帰った。
それにしても、昨日は夕空がきれいだったなぁ。