火の暖かさを感じるBBQの会
初夏、特にBBQが好きと言うわけでもないのに、「BBQ欲を見たす会」なる会を主催した。
ブログを読んでくれた何人かから、「本当に楽しいのは秋ですよ! 寒くなってから暖かい火を囲むのがいいんです!」と言われ、今回、生まれて初めての秋BBQとやらをやってみることにした。
いい大人が、11月に屋外で長時間過ごすなんて、風邪ひいたらどうしよう! ということで、私が参加者みんなに「厚着で参加してください!」と事前に伝達したんだけど、何気に私が一番薄着だった気がする。
今回、機材の殆どは高校の後輩Bちゃんが持ち込んでくれた。謎だった焚き火台は、下画像のようなもので、薪を燃やす台が地面から20cmほと高くなっていて、芝生を痛めないようになっていた。
ちなみに、Zippo製で3万円くらいとのこと。しっかりした作りでいいお値段だわ。
焚き火台の上には炭着火台も乗せられるし、中ではおいものホイル焼きも出来る。
さつま芋はえなり兄娘ちゃんが遠足で掘って来てくれたもの。ホクホクして甘くて美味しかったな。
今回もO氏は素敵な料理を作って来てくれたよ。レバーと香草の風味豊かなパテ・ド・カンパーニュ!
ワインを飲む参加者は13人ということで、早めの段階で色々開栓。今回は国産もので。
今回、初めてダッジオーブン料理なるものにチャレンジ!
Bちゃんに「野菜はなるべく大きく切った方が雰囲気出ていいですよ」と言われたので、お腹にローズマリーや薬味を詰めた丸鶏の上に、ぶつ切り野菜を投下し、軽く塩胡椒とお水。身体がポカポカになるスープが出来るかな?
もうひとつのダッジオーブンには、イベリコ豚塊1kgを塩釜焼きに。鍋も重いので、片手で持ち上げるのは辛かったー。手が赤いね。
蓋をして、上にも炭を乗せる。上からも下からも熱を与えられるところが、ダッジオーブンのポイントらしい。蓋を開ける時に炭が入ってしまいそうだけど、BBQではそんなことは気にするもんじゃない。
30分くらいコトコト煮込んで、丸鶏スープの完成! 身と骨がホロッと外れる。
塩釜の方、慎重に卵白を混ぜた塩を肉の表面に塗ったのだけど、1.2kgでは足りなかったのかもしれない。割れてしまった。難しい。
とはいえ、割れたところから竹串を刺して中の温度を計ることが出来たので、よかったのかも。
ほんのり効いた塩加減も丁度よくて美味しかった!
こちらのレシピを見て「絶対作る!」と思ったスモア。焼いたマシュマロとビターチョコレートをリッツで挟むだけという簡単なスイーツなんだけど、これが最高に美味しかった。
リッツの塩っぱサクサクとチョコレートのほろ苦さ、香ばしくてふわふわのマシュマロが口に入れると全部を包み込んで行く(うっとり)。翌朝、起きがけに「もう一つ食べたい」と思ったわ。
でも、夏のBBQでチョコレートは扱いにくいから、春秋のみだろうなー。
色々と盛り沢山で、全てが最初の予定通り。大成功だったと思うんだけど、ビックリするくらい記憶がない(苦笑)。帰宅後、倒れて18時間睡眠。
人間の脳って、色んな仕掛けがあるんだなぁと感心してしまうよ。
今回のBBQでは、勿論、肉や野菜、焼きそばなどを焼いて食べたんだけど、残念ながら私の記憶に全く残っていない。
度々、「この厄介事を抱えて、ずっと生きて行かなきゃいけないんだよなー」と口に出して言ってるけど、3ヶ月くらい経つと忘れてしまう。
まぁ、忘れてる方がいいのか。
次に忘れたあと、もう何もおきませんように。